相撲の決まり手まとめ! 動画でわかる八十二手③掛け手の一覧(18手)

大相撲

決まり手は、相撲の取組で勝敗を決した際の技のことを言います。日本相撲協会が定めた82種類の技と、5つの勝負結果(非技)があり、本記事では、八十二手のうち掛け手の18手について、動画映像と一緒にまとめています。

決まり手・掛け手(18手)の動画まとめ

内掛け (うちがけ)

自分の右(左)足を相手の左(右)足の内側に掛けてその足を引き、相手の重心を失わせ仰向けに倒して勝ちます!

外掛け (そとがけ)

自分の右(左)足を相手の左(右)足の外側から掛けてその足を引き、後ろに倒して勝つこと

ちょん掛け (ちょんがけ)

自分の右(左)足のつま先を相手の右(左)足のかかとに内側から掛けて手前に引き、上体を反らして相手を横か後ろにひねり倒して勝つこと

切り返し (きりかえし)

左(右)からの場合は、相手の右(左)ひざの外側に自分のひざを当てて、後ろにひねるように倒して勝つこと

河津掛け (かわづがけ)

自分の右(左)足を相手の左(右)足の内側に掛け、跳ね上げながら同時に相手の首などを抱え込んで体を反って後ろに倒して勝つこと

蹴返し (けかえし)

いきなり相手の右(左)足首を自分の右(左)足の裏で内側から外に蹴りながら、同時に体を開いて相手の肩を叩いて前に落とすように倒して勝つこと

蹴手繰り (けたぐり)

立ち合いの瞬間、体を開いて相手の足を内側から外に蹴り、肩などを叩くか、手をたぐって前に倒して勝つこと

三所攻め (みところぜめ)

相手の右(左)足を「内掛け」か「外掛け」して、左(右)足を手で掬い、頭で相手の胸を押して、仰向けに倒して勝つこと

渡し込み (わたしこみ)

相手のひざか太ももを片手で外側から抱え込んで内へ引き、もう一方の手で相手を押し込み、体をあずけて相手を倒して勝つこと

二枚蹴り (にまいげり)

相手の体を吊り上げ、右(左)足で相手の左(右)足のくるぶしのあたりを外側から蹴って、蹴った足の方へ倒して勝つこと

小股掬い (こまたすくい)

投げを打たれた相手が、こらえようとして足を前に出したときに、その足の内側を片手ですくい上げ、相手を仰向けに倒して勝つこと

外小股 (そとこまた)

投げや「引っ掛け」を打ち、相手が残そうと前に出した右(左)足を、右(左)手で外側から掬い上げて相手を仰向けに倒して勝つこと

大股 (おおまた)

投げや「引っ掛け」を打ち、相手が小股を掬われるのを避けて、反対側の足を出したとき、その遠い方の足を、内側から掬って相手を仰向けに倒して勝つこと

褄取り (つまとり)

相手の体の横につくようにして、前に泳いだ相手のつま先を取って、後ろに引き上げて相手を倒して勝つこと

小褄取り (こづまとり)

つま先ではなく、相手の足首の正面から掴んで引き上げて倒して勝つこと

足とり (あしとり)

相手の下にもぐり込み、両手で相手の片足を抱えて倒すか、土俵外に出して勝つこと

裾取り (すそとり)

相手に投げを打たれたとき、こらえながら一方の手で相手の足首を外側から取って倒して勝つこと

裾払い (すそはらい)

「出し投げ」や「引っ掛け」を打ったとき、相手が残そうとして右(左)足を前に出したとき、後ろから左(右)足を払って、相手を倒して勝つこと

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参考情報

決まり手をまとめている書籍本の紹介

引用元