
秋の紅葉の季節に男体山を登ってみたら、景色は良いけど体力きつかった!
登山栃木県日光連山を代表する山、男体山。
10月の下旬頃、なんとなく紅葉とか秋の景色を見たくなり、ついでに修行とも言われる山道を日帰りで登山してみたところ、やっぱりなかなかハードでした。
8:30から登山スタートで、ゆっくり歩いていって、帰りは16時頃。以下、道中の写真も添えて紹介します。
目次
高速~入口
いろは坂前のコンビニ2件を逃すと、食材を調達するゾーンがないので注意が必要。
入山料と駐車場
当時の金額ですが、入山料500円で、駐車場は無料でした。(中禅寺湖の前にも駐車場あり。)
料金は変動があるので、公式サイトを確認しましょう。
▼【公式】日光市の観光サイト 日光旅ナビ
https://www.nikko-kankou.org/spot/14
入り口(8:30~)
紅葉がそこそこ咲いており、目の前の中禅寺湖が綺麗に輝いていました。
トイレはここだけなので、先に行っておくこと推奨。
入り口~一合目
階段が長く続くので、運動不足だと、ここですでに萎えてしまうかも。
一合目~三合目
林道の土道が続きます。木の根っこが盛り上がっており、段差のある箇所も多いので、踏み越えていく必要あり。登山靴は必須で、雨上がりは滑らないように要注意(難易度上がる)です。秋だからか、体感、虫は少なかったかな。
三合目~四合目(10:20くらい)
整備された、緩やかなコンクリート道が続くところ。車が通るので注意が必要だけど、すごく休みやすいので休憩ゾーンにもおすすめ。この後は楽な道がほとんどなくなるので、体力温存が大事です。
四合目~五合目
軽度な岩道が続きます。一眼カメラを携行していたのですが、まだ持ちながらでも登山が可能で、距離もそんなに長くはないです。
五合目~七合目
ここからハードな感じになります。階段、土道、木の根っこ道。最後はひたすら岩場の連続という感じになり、体力を奪います。岩場は高さもあるので、ちゃんとした登山靴でないと危険です。両手を使って体勢を整えながら登るところもあり、四肢を使う場面も増えるので、軍手や手袋も必須です。激しい岩場が増えてくるので、このへんから一眼カメラはリュックに収納するようにしました。岩が多く、浮石にも要注意です。
七合目~八合目
中禅寺湖が絶景で眺められます。小休止するならここがおすすめ。
八合目~九合目
先ほどまでの過激な岩場がだんだんとなくなり、今度は土道が続きます。頂上に近いこともあり、湿度でぬかるんでいるところも多いので滑らないように注意が必要です。
九合目~十合目(絶景スポット!)
ようやく頂上が見えてきて、テンション爆上がりになるところです。ふもとには戦場ヶ原と中禅寺湖も見えて、雲の動きも大きく感じられて、かなりの絶景スポットです。だんだんと霧が発生してくるので、視界注意。頂上が見えても、じつはけっこう距離あるのでペース配分も間違えないように注意。石の道がメインとなって、滑りやすいので転ばないように。富士山の下山みたいな感じになります。
また、石の質も変わって、切れ味のある石になっているので、衣服や素手の方は要注意です。自分は少し姿勢を崩して、その時に素手で地面を触ったら、石でざくっと皮膚を切ってしまいました。絆創膏と消毒液も持っておいたほうが良いですね。
頂上(12:30到着)
道中、カメラ撮影などもしていて遅くなったのですが、だいたい片道4時間くらいかかりました。頂上の気温は、最初は暖かったのですが、霧や雲で日光が隠れると、一瞬ですごく寒くなったので、上着も必須です。冬の装備がないと留まれないくらいの寒さになり、昼飯が苦痛に感じるレベルでした。頂上タイムを楽しめなくなるので、ゴアテックスとか絶対に上着は持っていっておいた方が良いです。
頂上エリアでは鐘を鳴らすスポットもあるので、フォト撮影には是非おすすめ。昼飯タイムでは、カップ麺を食べている人もいました。オニギリなどパワーの出る食事を絶対に持っていきましょう。
下山(約3時間半)
あとは、ひたすら降りるのみ。岩場は要注意で、高い岩場は、腰を下ろしてゆっくり降りていくのが大事。足腰がくがくになっているので、かなり時間かかりました。スティックあると楽なので準備しておいたほうが良いです。
帰路(夕方、いろは坂の大渋滞しんどすぎ)
登山で疲れ切った身体で、帰り道の運転へ。夕方のいろは坂は渋滞がすさまじく、抜けるのに1~1.5時間かかりました。勤務が終わった人たちの車も多く、ほぼほぼハマるので、いっそ思い切って時間をずらして夜に帰るのも良いかもしれません。近くにある中禅寺温泉はあんまり力が入っていないようなので、微妙かも。(旅館の中風呂みたいなところしかなくて、駐車場も微妙です。)
感想
男体山は登山しがいのある山で、かなりカロリーを使います。スポーツ目的には最適ですが、日帰りで行く場合は、なるべく早朝からスタートして、夕方のいろは坂の渋滞に巻き込まれる前に帰れるようにスケジュールしておくこと推奨です。